EOS Kiss X9 星空撮影の準備
EOS Kiss X9で星景写真を撮影した際のカメラの設定方法についてまとめてみたいと思います。
今回は、キットレンズとして付属していた標準ズームレンズ(EF-S 18-55mm F4-5.6 IS STM)を使用しています。
①三脚にカメラをセットする
使用した三脚は、NATIONAL GEOGRAPHICというメーカーのもの。
購入した後に調べてみると、この子のメーカーの三脚を使用している方の情報が全く見つからず。。。笑
店でVelbonやSLIKの安めの三脚を探していましたが、たまたま(?)置いておらず、適当に安いやつを選んでしまいました。。。
まあ、とりあえず使ってみた感じは、自分のような初心者が使う上では何も不便な点はありませんでしたので問題ないかと思います。
②カメラの設定を行う
下記設定を行います。
1. マニュアルフォーカスにする(下記左写真の「AF-MF」をMF側にします)
2.レンズの手ぶれ補正をOFFにする(下記左写真の「STABILIZER」をOFFにします)
3.撮影モードをマニュアル露出にする(下記右写真のダイヤルをMに合わせます)
※下の写真通りにします。
③ピントを合わせる(無限遠に合わせる)
肉眼で見た感じ、一番明るい星でカメラのピントを合わせます。
まずは、ライブビューにして、ズームを一番広角側にしておきます。
そして明るい星にカメラを向けます。
このとき、明るさが足りない星だと、モニターに写り込まないかもしれません。。。
そのときは映る星を探しましょう笑
モニターに星を映したら、下記写真のボタンを押して最大まで拡大します。
次に、フォーカスリング(下図参照)を反時計回りに最大まで回します。
ある程度フォーカスリングを反時計回りに回すと、星がボケた状態になります。ここで、時計回りにほんの少し回すと、ピントが合うかと思います。
この状態が、「無限遠にピントを合わせた」状態みたいです。
ちなみに、フォーカスリングは限界を超えても永遠に回り続けてしまうので注意です笑
また、ここでピントがずれないように(動かしている間に手が当たったりなどで)、テープでリングを固定しておくと安心です。専用のテープなんかもあるみたいです。(私は特に固定はしませんでしたが。。。笑)
※今回使用している標準レンズには、無限遠の表示がないので、レンズを見ても視覚的には無限遠になっていることは確認できません。
以上が星空撮影の前準備になります!